松阪牛を昼に食べるといくらかかるか

最終更新 2026年8月22日

エリア
松阪
種別
食べる
屋内外
屋内
移動
駅から徒歩
季節
通年

昼でも夜と同じ値段になる。松阪牛の老舗料理店は昼専用の割引コースを置いておらず、昼に入っても一人14,000円台からが出発点である。ただし同じ松阪牛でも、丼や定食の形にすれば2,000円前後から選べる。差がつくのは時間帯ではなく、料理の形のほうである。以下は 2026年8月時点で各店が公開している情報にもとづく。

松阪牛の焼肉

出典: Akahito Yamabe, Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

座敷のコースには昼の値段がない

和田金(松阪市中町1878)は、寿き焼コースを梅14,000円・竹17,300円・松19,600円、網焼コースを梅14,000円から特松(シャトーブリアン)24,000円まで、ステーキセットを竹150g 18,500円からと公式サイトに掲げている。シャトーブリアンコースは33,000円。いずれも昼夜の別がない。営業は平日11時30分から、土日祝は11時から始まるので昼に入ること自体はできるが、価格表は一本である。

牛銀本店(松阪市魚町1618)は、すきやき・汐ちり・水だきを9,900円から25,300円、あみやきを22,000円から26,400円としている。こちらにも昼のコースという区分はない。

どちらも予約は2名からで、一人で座敷のコースを食べることは想定されていない。和田金はさらに、シャトーブリアンコースに3日前、特別コースに5日前までの予約を求めている。当日思い立って入れる料理と、そうでない料理がある。

会計に乗る一割の扱いが店で違う

同じ「1万円台」でも、表示価格の起点が店ごとに違う。

和田金は価格表に「サービス料(10%)をお勘定に加算させていただきます」と書いている。牛銀本店は逆に「価格にはすべて消費税(10%)・奉仕料(10%)が含まれております」としている。つまり牛銀の9,900円は会計もその額だが、和田金の14,000円はそのまま合計してよい額ではない。表示だけを横に並べて比べると、実際より差が小さく見える。

丼と定食なら二千円台から

値段の桁を変えたいなら、時間帯ではなく料理の形を変えることになる。

牛銀の系列である洋食屋牛銀は、松阪牛牛丼1,980円、松阪牛ビーフカツ丼2,200円、松阪牛焼肉定食2,860円(単品2,640円)を税込で掲げる。同じ店に松阪牛サーロインステーキ定食6,820円、サーロインステーキ単品200g 14,300円も並ぶので、一軒のなかで2,000円弱から1万円台までが選べる形になっている。

松阪まるよし鎌田本店(松阪市鎌田町239-2)は、牛肉丼(松阪牛)を75g 2,420円・50g 1,870円、松阪牛玉子とじ丼2,000円、松阪牛カレーライス1,870円としている。加えて松阪牛ローストビーフ丼2,860円と松阪牛ステーキ丼3,960円があるが、これは平日11時から15時に合計25食の限定で、予約を受け付けていない。昼を狙って行く場合、この二品については価格より先に食数が壁になる。

一升びん本店(松阪市南町232-3)は焼肉の店で、公開されているのは松阪牛特撰すき焼・特撰しゃぶしゃぶが各7,500円、松阪牛格付けA-5満喫特撰コースが13,500円(いずれも税込)。焼肉の単品価格は公開されていないため、皿単位でいくらになるかは店に確かめる必要がある。

なお松阪市は、松阪牛のうち兵庫県産の子牛を900日以上肥育したものを「特産松阪牛」として区別しており、令和5年度で松阪牛全体の約4%としている。店の表示が「松阪牛」なのか「特産松阪牛」なのかで、同じ料理名でも指しているものが違う。

昼に効くのは、値段より入れる時間

四軒とも11時台には開く。差が出るのは閉め方と休みの取り方である。

  • 和田金:平日11:30〜/土日祝11:00〜。入店は19時まで、ラストオーダー20時、21時閉店。定休は毎月第4火曜(月により変動)と1月1日・2日・8月17日と案内されている
  • 牛銀本店:11:00〜20:00。最終入店18:30、ラストオーダー19:00。不定休で、公式サイトの休業日カレンダーで確認するよう案内がある
  • 松阪まるよし鎌田本店:レストラン11:00〜21:30(ラストオーダー20:30)、水曜定休。精肉店は9:00〜18:00
  • 一升びん本店:11:00〜21:30(ラストオーダー21:00)、定休日なし

行く曜日が先に決まっているなら、予算より休業日から候補を絞るほうが早い。火曜は和田金、水曜はまるよしが落ちる。

歩いて行くか、車で行くか

和田金は松阪駅から徒歩約8分(タクシー約5分)、松阪まるよし鎌田本店は松阪駅北口から徒歩約10分と案内されている。牛銀本店と洋食屋牛銀は魚町で、中心市街地にある。一升びん本店は松阪駅から徒歩15分だが、専用駐車場80台を備えており、車で来る前提の立地である。まるよしも乗用車50台分を持つ。

一緒に考えたほうがいいこと

和田金・牛銀本店・洋食屋牛銀のある中町・魚町は、松坂城跡御城番屋敷から続く徒歩圏にある。市街を歩く行程なら、そのまま昼食を組み込める。

松阪牛の値段が予算に合わない場合、松阪にはもう一つ肉の食べ方がある。鶏焼肉は市内十数軒に共通する食べ方で、駅前の店と郊外の店で行程の組み方が変わる。ただし昼に開けていない店が多く、営業時間帯の確認が先になる。

訪問前に確認すること

  • コース価格と、サービス料・消費税が表示に含まれるかどうか
  • 予約の要否と、何日前までに必要か(コースによって異なる)
  • 限定メニューの提供時間と食数(松阪まるよしの丼二品は平日25食)
  • 最終入店時刻(牛銀本店は18:30)
  • 定休日(牛銀本店は不定休。和田金の第4火曜は月により変動)

いずれも変わりうる。各店の公式サイトと松阪市観光協会の加盟店情報で確認すること。

出典・参考資料

  • https://e-wadakin.co.jp/menu/
  • https://e-wadakin.co.jp/access/
  • https://www.matsusaka-kanko.com/org/org/wadakin/
  • https://www.gyugin-honten.co.jp/honten/
  • https://www.gyugin-honten.co.jp/yosyoku/
  • https://www.matsusaka-kanko.com/org/org/%E7%89%9B%E9%8A%80%E6%9C%AC%E5%BA%97/
  • https://www.matsusakaushi.co.jp/menu.php
  • https://www.matsusakaushi.co.jp/shop.php
  • https://n644900.gorp.jp/
  • https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/matsusakaushi/tokusan.html